洋裁の、
時間制限がある試験・大会の攻略法。
作品の精度を上げつつ、時間を縮める練習法の全てがここに。
road to GRANDPRIX〜60日間の記録〜
andタイムトライアル
2021年3月に行われた
婦人服製作部門の技能グランプリ大会。
課題発表から、本番までの2ヶ月間の練習を全て記録しました。
時間へ挑戦する時の練習方法は、
いつもの洋裁の練習ではありません。
何枚も、数多く縫うことで時間が縮まる、ということはありません。
計画、そして無駄を省く為の練習が必要です。
それから、基準判断の目。
あなたがこれから挑戦する同じ課題ではなくても、
練習の考え方は同じです。
練習に入る前に熟読、
練習していてなかなか時間が縮まらない時に再読、
本番前の微調整時に再読。
など、手元に置いておくバイブルです。
縫い方だけ知り、練習に打ち込んでも、
時間に収まらない人がほとんどです。
縫い方を知り、時間をかければほとんどの人が美しく仕上げられますが、
時間に収める方法はここでしか知れません。
こちらの商品は、電子書籍と動画がセットになっています。
<電子書籍>
グランプリ課題が発表されてからの2ヶ月間の練習記録。
ここでは、具体的な練習方法が知れます。
どのように、計画を立て、
どこまで精度を上げ、
どのように工程表にし、
当日までにどんな動きの調整をしたのか。
大会に挑むのに、どんな着眼点が必要か、などということも、
気付く限りを毎日数記事を書き、記録しています。
写真や、練習動画も付属され、一緒に2ヶ月間を体験できます。
<タイムトライアル映像>
本番の少し前に、本番さながらの時間計測をして、
タイムトライアルを行います。
この動画は、タイムトライアルを行った際の、
全映像です。ノーカットで、10時間分を、約1時間ずつに分割してあります。
プロのカメラマンによる、4台のカメラでの各映像が、
1画面で様々な方向から見れるように編集がされています。
画面右下には、開始からずっと、ストップウォッチが動いている為、
何にどれくらいの時間を使っていることも見てとることができます。
10時間のボリュームですが、
動画タイトルは、工程の作業内容がサブタイトルに表示されていますから、
見たいところをピックアップしてみることも可能です。
動作の無駄はどこまで省くのか、
どこにパーツを配置したのか、アイロンの力はどの程度か、水の付け方や量は?
工程表に沿った時間で進んだのか、
そうでなければ、どうやって辻褄を合わせたのか。
同じアイロンの工程でも、力の入れ加減で出来栄えが変わります。
同じ時間を使うのだから、ここは真似して見直そう。
水をつける動作、縫ったパーツを置く動作、
これらも、どうやろうが、使う時間は同じです。
であれば、効率的に次に繋がる時に有利に働く方法を取れば、
時間は省かれます。その分、作業に時間を使えることになります。
タイムトライアル映像内の動きを参考にしてください。
急いでいるように見える動作は一つもないはずです。
何故それが可能なのか。
それは電子書籍の内容が答えです。
部分の精度をかなり上げ、計画がきっちり立っているからです。
別の課題に挑むのであっても、
工程的に同じものは沢山あるでしょう。
ご自身の、動きと比べながらご覧ください。